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小さな成長を喜ぼう

僕は主に、脳性麻痺(のうせいまひ)という病気の治療を行っています。

脳性麻痺を簡単に説明すると、

生まれながらにして、脳梗塞、脳出血などの脳障害により手足の麻痺がある状態です。(かなり簡単に説明しています。)

マヒがあまりに強いと、寝返りさえも出来なくなります。
障害がない子どもには簡単なことも、難しいのです。

赤ちゃんのときから、ご両親とともに、動きの訓練をしていくのですが、歩けるようになる子どもは一握りです。そのため、ほかの子どもと比較して、「アレが出来ない、これも出来ない」ということは、あまり考えないようにしています。

ご両親や、ご家族の方の切ない気持ちには、寄り添いたいものですが。

昨日まで出来なかったことが出来た。
先月まで出来なかったことが、出来るようになった。
去年より、寝返りが上手になった。

端から見ると、「だからどうした」的なことかもしれませんが、以前出来なかったことが少しでも出来るようになったことを、喜びたいと思います。

でも、障害があってもなくても、その子自身の成長を認めてあげて、「がんばったね」という気持ちをもつことは、すべての子育てに必要なことじゃないかなあ、と思ったりします。

障害を持った子どもの子育ても、障害のない子どもの子育ても、きっと、根っこの部分は同じなんじゃないか。そう感じるのです。



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