ジュニアのためのベースボールコンディショニング
高校、大学生むけのトレーニングを、小学生にさせてませんか?
中学生に多いのですが、1年生で新しく運動を始めて、5、6月の時期に体調不良を訴えることがあります。
小学生の頃とは、練習メニューが格段にきつくなったため、ついていけなくなることもありますし、がんばりすぎて体調を崩すこともあります。
こどもたちが、大好きな野球をずーっと、一生懸命、そして楽しく取り組めるように見守りたいですよね。
小中学生のスポーツへの取り組みは、ややもすると、試合の結果に傾きがちですが、将来その子がスポーツを好きで続けることが出来ることや、その結果、すばらしいプレーヤーに育つことが大事だ、との著者の意見は、僕も全く同感です。
ジュニアのためのベースボールコンディショニング
立花龍司 著
特に、準備運動や年齢にしたがって、トレーニングメニューを考えているあたりに好感が持てます。少年野球についての本ですが、基礎トレーニングとしては、サッカー、バスケットボールなどのその他のスポーツでも、応用できそうです。
<< もくじ >>
第1章 大人と子供の違い
体の成長とは?
ハードトレーニングについて
消費エネルギーについて
心の成長
第2章 子供たちには環境も大切
指導者の方々へ
父兄の方々へ
マスコミの方々へ
プロ野球のオーナーの皆さんへ
第3章 トレーニング総論
伸びる能力の全体的な流れ
低学年に伸びる「神経系」について
野球が好きで好きでたまらない
野球の基本「投げる」 ー メンコ遊びについて
野球の基本「打つ」ことの魅力
中学生ごろから伸びる「持久力」について
中学生後半から伸びてくる「筋力」について
第4章 実践トレーニング
・小学校1・2年のトレーニング
・小学校3・4年のトレーニング
・小学校5・6年のトレーニング
・中学校1年のトレーニング
・中学校2年のトレーニング
・中学校3年のトレーニング
第5章 ビジョンコンディショニング
目を素早く滑らかにそして正確に
優れたバランス能力を育てる
目と手(からだ)の協調性を高める
目とからだの動きをスムーズに組み合わせる
イメージ力をつける
関連表・実施の目安
第6章 基礎栄養学
現代の小・中学生の食生活
食品の持つ力を知ろう
スポーツ選手の食事の取り方
森式モリモリメニュー
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