ペルテス病の手術について
Legg-Calve-Perthes disease
ペルテス病の手術治療について。ペルテス病は、基本的には装具などで治療します。ここで、医学用語の説明ですが、手術治療に対して、薬物、装具、理学療法(いわゆるリハビリ)で治療することを、「保存的治療」といいます。
保存的治療では、よく治らないような場合は、手術が行われます。
手術するときの条件としては、保存的治療が効果が低いと思われる場合です。ペルテス病の場合では、骨頭変形が強く、装具を使用してもきちんと臼蓋(きゅうがい:股関節の臼蓋側のくぼみ)に収まらない場合に、大腿骨や、臼蓋のむきを変えて、臼蓋の中に大腿骨頭が収まるようにします。
大腿骨内反骨切り術、骨盤骨切り術という手術を行うことがあります。装具療法では、股関節を広げた形にするものが多いのですが、装具がなくても、股関節の部分の形を変えることで、よい位置にする訳です。
また、手術治療を行うと、股関節の骨の血流が良くなるらしく、骨頭が早く修復されるようです。べつに、それを期待して手術するわけではありませんが。
手術の後、一ヶ月程度ギプス固定をしたり、牽引療法を行って骨がつくのを待ちます。ギプス固定は、体の胸のあたりから、手術側の足先までギプス固定をします。
ペルテス病は3−4才以下では、自然に治ることも多いと言われている一方で、9才以上での発症では治りにくく、手術を行われることが多いようです。
補足:ペルテス病で装具でも、手術でも治療を始める前に、短期間(2週間ほど)入院して、股関節を引っ張って柔らかくする、牽引療法を行うことが多いです。ベッドで横になって、両足に包帯などで重りを固定して引っ張るのです。関節の動きを少し良くしておいて治療すると、効果が高いようです。
ペルテス病とは? ペルテス病治療の基本
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