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学会とは

「学会」。よく聞く言葉ですね。

でも、いったい、なにしているのでしょう。


学会とは、一口に言うと、専門家の集団のことです。


団体それ自体のことをさすこともありますし、団体が主催する集会をさすこともあります。

団体としての学会は、「日本整形外科学会」などと言います。

入会には紹介者が必要など、学会団体それぞれに規則がありますが、日本の医学会には入会制限はあまりありません。もちろん、「医者」であることは必須条件ですね。

(海外の学会団体は、入会自体が制限されていることもあります。)


現在では、各学会団体で専門医試験をもうけているものが多く、ある一定の条件をクリアした上で、試験に合格すると「学会認定専門医」になります。一定水準の経験と知識を持っていることを示すと考えてよいです。


現在の法律では、医者の広告は制限されていますが、「自由標榜制」とって、何科の医者かは、自由に選んでよいことになっています。

極端な話、整形外科医でも、医院の看板に「内科、小児科」と書いても、オトガメナシです。
(法律的には、です。実際にはあまりいないでしょうね)


また、学会に入会するのも比較的無制限なので、「所属学会」だけで判断するのも、間違ってはいませんが、「専門医資格の有無」を確認すると、医者選びの参考になります。

ちなみに、僕は「日本整形外科学会認定専門医」です。専門医資格があるだけでは、「真の」専門医ではないですが。(笑)



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